みかん小説
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"初孫の誕生日に締め出された私、翌朝すべての援助をやめた" 第1話

玄関の向こうの笑い声

「お母さんたちは、今は呼んでいないので」

玄関をけた嫁の由美子は、私たちがにしているプレゼントを見るなり、そう言った。私は瞬、何を言われたのか分からなかった。

今は初孫の悠斗の歳の誕だ。私と夫の彦は、朝から何度も贈り物を確かめていた。悠斗がに入れても全なのおもちゃ、さな靴、それから御祝儀袋に包んだ万円。暮らしの私たちにとっては、決してさな額ではない。それでも、初めて迎える誕を緒に祝えるとうと、惜しいとはじなかった。

「今は悠斗の誕でしょう?」

私がそう聞くと、由美子は困ったように眉を寄せた。

「ええ。でも、今は内だけでやることにしたんです」

「内だけ?」

ろから、悠斗のはしゃぐ声が聞こえた。のには、由美子の両親がいるらしい。笑い声に混じって、誰かが「悠斗、こっち向いて」と呼ぶ声もする。テーブルを囲んで、もう誕会が始まっているのだろう。

「健はいるの?」

夫の彦が尋ねた。由美子は、度だけの奥を振り返った。

「いますけど、今は忙しいので」

それから、彼女の線が私たちの元へ落ちた。のおもちゃと御祝儀袋を見ても、受け取ろうとはしない。

「あの、プレゼントだけでも」

「そこに置いておいてください」

由美子はそう言って、玄関のドアを閉めた。

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バタンという音が、ったよりきく響いた。

私たちは、しばらくそのからけなかった。閉じたドアの向こうから、笑い声が聞こえる。悠斗の声も聞こえる。そこにいるのは、私たちの息子と孫なのに、玄関のにっている私たちには、何もできなかった。

帰りのので、彦は言も話さなかった。私も窓のを見たまま、膝のに置いたプレゼントを握っていた。のおもちゃは、悠斗がびそうだとって選んだものだ。さな靴も、で何度もサイズを確かめた。

に着いても、私はすぐにはからりられなかった。

「渡せなかったね」

ようやくた声は、自分でも驚くほどかすれていた。彦はハンドルにを置いたまま、うなずいた。

あの、私たちはできる限りのことをしてきた。なのに、誕会には呼ばれなかった。理由は、由美子が言った「内だけ」という言葉に、すべて詰まっていた。

その夜、息子の健から話がかかってきた。私は、もしかしたら謝ってくれるのかもしれないとい、しだけ期待して話にた。

けれど、話の向こうから聞こえてきた言葉は、私の像とはまるで違っていた。

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