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"初孫の誕生日に締め出された私、翌朝すべての援助をやめた" 第9話

息子の戸惑い

振り込みがなかったことに、健が気づいたのは数だった。私たちの座から保育料を送っていた期が過ぎても、入がなかったのだろう。

最初にかかってきた話には、私はなかった。次のも、また話が鳴った。由美子からも連絡が来た。

《今分の振り込みが確認できません。何か違いでしょうか?》

違いではない。私は返事をきかけて、消した。説するなら、で会って話せばいい。けれど、誕会のに私たちを玄関先にたせたたちに、今さらこちらから丁寧に説する気持ちにはなれなかった。

健からの連絡は、最初は用件だけだった。

《保育料の振り込み、いつになる?》

《母さん、話にて》

《何かってるなら言ってくれよ》

その言葉を読むたび、私は胸が痛んだ。けれど、「っているなら言ってくれ」という言葉には、やはり自分のしたことへの反省がなかった。彼は、私たちがなぜ振り込みを止めたのか、考えようとしていないように見えた。

彦は、の売却続きと引っ越しの準備をめていた。私は必なものと放すものを分け、く使っていない具を片づけた。んだには、いがかった。健の背丈を測った柱、族で囲んだ卓、初めて買ったテレビ。れるのは寂しいが、ここに残る理由もしずつれていた。

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所のに引っ越しの話をすると、驚かれた。

「急にどうしたの?」

「これからは夫婦で、のくにんでみようとって」

私はそう答えた。息子夫婦とのことは、詳しく話さなかった。誰かを悪者にして噂を広げる気はなかった。

引っ越しは、ったよりく決まった。の買いが見つかり、しいマンションの契約もんだ。私たちは必な荷物だけを持っていくことにした。使っていない具や、古いは処分し、いの写真は箱にまとめた。

健からは、話がにに増えていった。けれど、私たちが何を考えているのかを尋ねる連絡はなかった。振り込みのこと、郵便物のこと、保育園のこと。話題は、いつも用事だった。

引っ越しの、私はく使っていた話番号を解約する続きをした。番号を変えることには、し迷いがあった。だが、健が本当に話をしたいなら、親戚を通じて連絡を取ることはできる。私たちは、すべてのつながりを断ち切るために引っ越すわけではない。ただ、追いかけられるような暮らしかられたかった。

翌朝、トラックがのに止まった。私たちは、最に空になった部を見渡した。

「こう」

彦が言った。

私は、玄関の鍵を閉めた。もう度けて戻ることはない。そううと、涙がそうになったが、私は鍵をポケットにしまった。

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