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"初孫の誕生日に締め出された私、翌朝すべての援助をやめた" 第11話

初めて気づいた

両親がいなくなってから、健たちの活はしずつ変わっていった。最初に困ったのは、悠斗がをしただった。

由美子は仕事を休めず、健にも事な会議が入っていた。これまでは、母に話をすれば来てくれた。病院へ連れてき、薬を受け取り、ががるまで見てくれる。健は、それを特別なことだとっていなかった。

「今はあなたが休んで」

由美子が言った。

「無理だよ。会議を抜けられない」

「私だって仕事があるのよ」

は、どちらが休むかで言いいになった。結局、健が司に事を話し、仕事を休んで病院へ連れてった。病院の待で、悠斗を抱いて順番を待ちながら、健は何度も計を見た。母が隣にいれば、どれほど助かっただろうとった。

保育園の迎えも、っていた以に変だった。残業が入った、健は仕事を切りげ、司にをげて、をらせた。渋滞に巻き込まれ、園に着いたには、悠斗が最のになっていた。

先は責めるようなことは言わなかった。ただ、「お疲れさまです」と声をかけてくれた。その言が、健にはこたえた。

これまで、母がどれだけ予定を調し、急な呼びしにも応じてくれていたか。自分は何もらなかったのではなく、ろうとしていなかったのだ。

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由美子も、最初のうちは「お母さんたちも、そのうち連絡してくるでしょう」と言っていた。けれど、振り込みが止まり、親戚からも居所を教えてもらえず、の鍵まで返すように求められると、さすがにになった。

「そこまでることかな」

ある夜、由美子が言った。健は、わず顔をげた。

「誕会に呼ばなかったことか?」

「だって、あのはうちの親も来ていたし、数がかったから」

「母さんたちには、呼んでいないって言ったんだろ」

「あなたがそう話したとってた。私は、あなたが決めたことだとったから」

健は、言葉に詰まった。あの、由美子から「今は内だけでやる」と聞いた、彼は止めなかった。母たちに連絡を入れず、玄関へてくこともしなかった。由美子だけのせいにはできない。

「俺も悪かった。何も言わなかった」

「でも、おをしてもらってたのは、あなたも同じでしょう」

由美子の言葉に、健は返せなかった。たしかにそうだ。由美子が助けを受けていた、健もその恩恵を受けていた。仕事から帰れば事があり、事は母が伝い、子どもの世話も頼めた。自分は、それを当然のように受け取っていた。

夜、健は蔵庫をけた。には、由美子が作った夕の残りがしあるだけだった。以なら、母が持ってきた煮物や、作り置きの料理が並んでいた。

母は、仕事でも義務でもなく、善でやってくれていた。健は、ようやくそのことに気づき始めた。

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