みかん小説
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"消えた子役の日記帳" 第7話

15もの、真実を覆い隠してきた嘘の壁が、1つ残らず崩れ落ちた。

権力で築きげた黒監督の帝国は、夜にしてになった。

判決徹はを握った。

「本当に申し訳ありませんでした。もっとく話していれば……」

は嗚咽しながらげた。

はしばらく何も言わなかった。

やがて、静かにそのを握り返した。

「あなたの遅すぎる勇気が、最には真実をらかにしてくれました。ありがとうございます」

佐藤も、翔太の墓さな飴玉の袋を供えた。

所の正で、翔太に飴玉を握らせていたあのの気持ちのまま、佐藤はげた。

は、誰もいなくなった捜査本部に1残った。

机のに翔太のあせた写真を置き、い敬礼を捧げた。

「遅くなってすまなかった」

その声は、誰にも聞こえなかった。

翔太の遺骨は葬され、母・子のそばに埋葬された。

15を超えて、母と子はようやく同じ空ので巡りった。

は、姉がにそうしていたようにアンパンを2つ買い、墓を訪れた。

たい墓にパンを供え、涙を拭った。

「姉さん、これでようやく2らかに眠れるね」

事件が報じられた、全国から追悼の声が届いた。

かつて子を責めた世論は、遅すぎる謝罪の気持ちを送り始めた。権力とに真実を埋もれさせてはならないという声も広がっていった。

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かつての撮所跡には、さな追悼碑が建てられた。

そこを通る々はを止め、7歳の子どもの名すようになった。

完全犯罪などしない。

真実は、どれほどく埋められても、がかかるだけで、いつか必ずへ戻ってくる。

それを証したのは、7歳の子どもが残したさな記帳だった。

追悼碑のには、複製された記帳の最のページが飾られた。

がそっとページをめくる。

そこには、たどたどしい文字で、文が残されていた。

「ママに会いたい」

差しが、その文字のに静かにり注いでいた。

翔太はようやく、母の懐へ帰っていった。

たいコンクリートので眠っていた15は、もう戻らない。

けれど、母が最まで抱え続けたと、子どもが最に残したさな言葉は、すべての嘘を越えて、真実を世のへ連れ戻した。

その、追悼碑のに置かれたアンパンと飴玉は、夕暮れので静かに寄り添っていた。

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