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"追放嫁と姑の鍵" 第12話

言葉も違いました。

はっきりしない話し方ではありません。

言が瞭でした。

リビングのソファに座っていたリナが顔をげ、凍りつきます。

8を引きずり、ろれつが回らなかった姑が、元気な姿でっていたのです。

リナの顔から血の気が引いていくのが分かりました。

さんはリナのへ歩いていきました。

急ぎません。

ゆっくりと1歩ずつ。

そしてリナのち止まり、見ろしました。リナはソファからがれません。

さんはきました。

「あんたは私が倒れた、逃げていったね」

い文章でした。

リナが何か言おうとします。

さんはでそれを遮りました。

「戻ってきてからは、私がぬのを待っていた」

リナの目が揺れました。線があちこちを彷徨います。

さんは線をそらしませんでした。

「うちの孫たちに、本当の母親じゃないと言ったことも全部っているよ」

リナは顔を背けました。

さんをまっすぐ見ることができません。

覚えていますか。

優太が泣きながらに駆け込んできた、リナは「ママは本当のママじゃない」と言ったのです。

子どもたちは、その話を芳さんにもしていました。

さんは病院のベッドで、それを聞いていたのです。

さんは言葉を続けました。

「私の財産は、もう全部譲ってしまった。

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息子の分も、あんたの分もない」

リナのきました。

「財産……」

リナがこのに戻ってきた理由は、まさにそれでした。芳さんが病気だから、もうすぐくなるだろうと計算し、財産は健のものになるとっていたのです。

しかし「財産はもうない」という言葉に、リナの顔は固まりました。

「ここにいても、持っていけるものはない。ていきなさい」

さんの声はくありませんでした。

鳴りもしません。

けれど、そのはっきりとした声がリビングにく響きました。

8、はっきりしない話し方しか聞いてこなかったから瞭な言葉は、どんな鳴り声よりもかったのです。

リナは最に言いました。

「あの子たちは私の子どもですよ」

さんはリナを見ろしました。

拍置きます。

そして言いました。

「その子たちが、あんたを母親だと呼んだかい」

リナのが閉じました。

返事ができませんでした。

8に子どもたちを捨ててていき、戻ってきてからは弁当1つ作らず、子どもたちので私を貶めました。

その子たちが、リナを母親と呼ぶはずがありません。

リナもそれを分かっていました。

リナの顔が歪みました。

屈辱でした。

しかしもう言う言葉はありません。

リナはがると、部へ入っていきました。しばらくして鞄を持ち、玄関へてきます。

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靴を履き、ドアをけました。

振り返りませんでした。

玄関のドアが閉まります。

リナはそうしてていきました。

今回も逃でした。

8は介護が嫌で逃げ、今回はに入るものがないから逃げたのです。

が過ぎました。

は、芳さんの財産が私に贈与されていたことをりました。弁護士のもとを訪れ、贈与の取り消しを求めようとしました。

母が脳卒遺症で判断能力がしている状態でわれた贈与だ、という主張でした。

しかし芳さんは、すでに準備をえていました。

公正証がありました。

贈与当に精神が正常であったという医師の診断もありました。

贈与の記録は、法続きをすべて踏んで完していたのです。

弁護士は類を確認し、健に言いました。

「覆すのは難しいでしょう」

訴訟はあきらめるしかありませんでした。

その、健は私のを訪ねてきました。

でしばらくち尽くし、へ入ってきます。

私は作業台で入れをしていました。

は私のに膝をつきました。

「美咲、戻ってきてくれ。俺が悪かった」

私はに持ったの茎を置きませんでした。

を見ろします。

しばらく見つめていました。

このがどんなだったか、していました。

私が8、毎朝弁当を作り、薬を用し、子どもたちを育てている、挨拶もなしに勤していた

リナが戻ってきた、「子どもたちには実の母親が必だ」

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