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"元嫁の15枚返し" 第7話

「ちょうどいい会だから、はっきり言うわ」

恵子を正面から睨んだ。

「もう介護する父親もいないんだから、このであんたがやることはない。これ以うちの飯をい潰さないで、ていきなさい」

恵子の指先が震えた。

12、このの飯をい潰したは1もなかった。

むしろ自分の通帳が、この活にい潰されてきた。

は桃を握り、自分の隣へ引き寄せた。

「俺も桃しいを始めたい」

そしてたく言い放った。

婚届に判を押してくれ」

恵子は夫の顔をじっと見た。

「あなた……私が肩代わりした形、何枚あったか覚えてる?」

は答えなかった。

窓の線を向けただけだった。

その翌から、桃は完全にとなった。

恵子が買った器で朝べ、恵子が掃除してきた部を歩き、全面ガラスの窓から都を見ろした。

で、自分は最の男を捕まえたとっていた。

は社

は10億円。

姑も自分をがってくれる。

あとは邪魔な妻が消えればいい。

恵子が倫について正式に問いただした、京子は恵子の頬を叩いた。

乾いた音が響いた。

嬌のないあんたのせいで、健の女を見るようになったのよ」

恵子は頬を押さえなかった。

ただ、京子を見つめた。

そのの午羅が恵子の類をビニール袋へ詰め始めた。

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クローゼットから当たり次第にを取りし、古い旅鞄と緒に玄関へ投げした。

「お姉さん、ていってよ」

恵子は何も言わず、自分の荷物をまとめた。

に、義父が使っていた部の扉をけた。

ベッドは空だった。

シーツもなく、ナイトテーブルのも片づけられていた。

差しだけが静かにへ落ちていた。

何百回もおかゆを運んだ部

薬をませた部

体を拭き、ったを握った部

恵子はさくげた。

「お義父様。ってまいります」

そして扉を閉めた。

婚の続きは驚くほどんだ。

恵子は慰謝料を求しなかった。

財産分与も求めなかった。

12肩代わりしてきたについても、何も言わなかった。

トランク1つを引き、た。

エレベーターの鏡に映った自分は、目のが落ちくぼみ、ひどく疲れて見えた。

頬には、京子に叩かれた赤い痕が残っていた。

その夜、ペントハウスではパーティーがかれた。

、京子、羅、桃の4級シャンパンで乾杯した。

「やっとあの寄虫を追いしたわ」

「お母さん、本当にの空気が変わったね」

「お義母様、これからは私がちゃんとお世話します」

笑い声は夜まで続いた。

その頃、丸の内の法律事務所では、学がに残した類が静かに保管庫のでそのを待っていた。

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座の百貨で京子たちが騒ぎを起こしたの午

恵子はワンルームの窓辺でノートパソコンをき、から溜まっていた仕事を理していた。

15枚のカードをすべて止してから、議なほど落ち着いていた。

そのらない番号から話がかかってきた。

「はい、佐藤恵子です」

「佐藤恵子様でいらっしゃいますか。丸の内の法律事務所の者です」

落ち着いた男性の声だった。

「学様の件でご連絡いたしました」

義父の名を聞き、恵子の指が止まった。

「故、秘密裏に残された遺言に関しまして、恵子様ご本にご確認いただきたい類がございます」

恵子は構えた。

最初にったのは、また借を押しつけられるのではないかということだった。

「申し訳ありませんが、私はもうあの族とは法に関係ありません。婚しましたし、財産分与も放棄しています」

「ごください。負担をお願いする類ではございません」

弁護士ははっきり言った。

「故が恵子様へ残された法権利に関するものです」

翌朝、恵子は丸の内へ向かった。

ガラス張りの層ビルの30階。

のロビーを歩きながら、恵子は自分の装を見ろした。

も着ているのコート。

擦り減った靴。

京子たちが何百万円ものバッグを買っている、恵子は同じコートを着続けていた。

応接へ案内されると、きな窓の向こうに京のが広がっていた。

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