みかん小説
本棚
みかん小説 / 裡切られた / 三つの 5 歳、路地に埋もれた二十年
三つの 5 歳、路地に埋もれた二十年

三つの 5 歳、路地に埋もれた二十年

灰庭記 完結 5

名古屋の路地に埋もれた、20年の沈黙。 1992年真冬の夜、5歳の三つ子兄弟が忽然と姿を消した。 寒さが刺す暗い路地、閉まるはずのない玄関の隙間、 証人は次々と供述を翻し、手がかりは現れては消える。 最も孫を愛していたはずの祖母、 沈黙を貫く父、直感で全てを悟った母。 町の誰もが何かを知っていた。 ただ、誰も口にしなかった。 20年後、重機が土を掘り起こした瞬間、 地中に眠っていた小さな真実が、ついに目を覚ます。 愛が狂った時、悲劇は最も静かに訪れる。 未解決に見えた昭和最後の怪事件、 隠された家族の闇と、20年間の偽りの沈黙を紐解く。

今すぐ読む

おすすめ作品