"7人の妊娠と密封された患者服" 第6話
「度と来ないで」
と玄関先で叫んだ。
当然だった。
15。
度をこうとして。
守られなかった。
今さら捜査関と報関が現れて、
《話してください》
と言われても。
信じられるはずがない。
松田と川は急がなかった。
2か。
全国を回った。
には映像を見せた。
別のには帳簿を見せた。
誰にも制しなかった。
やがて。
。
また。
話す女性が増えた。
が確認来た6から証言を得た。
証言の細部は異なっていた。
記憶の曖昧なところもある。
しかし共通していたことがあった。
条。
夜。
鎮静薬。
そして。
話せば刑務所内での処遇に響するとじる圧力。
当提された《自ら妊娠した》という文についても、複数の女性が自由なで作成したものではないと証言した。
川は特集番組を制作した。
題名は、
《密の記録――消えた7の証言》
放送の夜。
局の公式サイトには量のアクセスが集した。
15のニュースを覚えていた々から、
《なぜ捜査は終わったのか》
《監カメラの記録はなぜ調べられなかったのか》
という声が相次いだ。
検察当局は再検証を表。
特別捜査チームが設けられた。
方。
条はゴルフにいた。
スタッフが慌ててクラブハウスからてきた。
「理事、テレビを……」
型テレビに。
由美の証言。
帳簿。
15の条の顔。
画面のには、
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《黒部女子刑務所事件 証拠》
という字幕がていた。
条はしばらくテレビを見つめた。
それまで余裕を崩さなかった男の表から。
初めて。
笑みが消えた。
特別捜査チームが医療財団本部へ入ったのは、番組放送の翌朝だった。
捜査員たちは裁判所の令状を示し、最階の理事へ向かった。条は机の奥に座り、類が押収されていくも子からたなかった。
「条匠さん。同してください」
男はゆっくりを差しした。
錠がかかる。
それでも。
わずかに笑っていた。
検察庁には報陣が集まった。
15と同じように無数のカメラを向けられても、条はを向かなかった。
その理由は。
すぐに分かった。
条の族は国内数の医療財団を持っていた。
元裁判官。
元検察官。
医療訴訟にい弁護士。
複数の専で構成された弁護団が直ちにき始めた。
第の争点は、健康状態だった。
条側はい疾患を主張し、柄拘束の継続は危険だと訴えた。
第の争点は。
15の証拠だった。
警備課が保管していた帳簿について。
「末期疾患と認能のがある物が残した資料で、作成経緯が」
監映像についても。
「正式な証拠保全続きを経ずに持ちされた能性がある」
と主張した。
さらに。
の問題があった。
当適用される法制度との関係で、検察側が件を目指す部の容疑について期限が迫っていると弁護団は主張した。
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残り約30。
検察内部に緊張がった。
証言した女性たちにも圧力がかかり始めた。
奈のもとには、族の活圏をっていると示すような匿名の写真が送られた。
《証言を続ければ族も巻き込まれる》
それだけ。
奈は震えた。
法廷で証言する予定の。
松田へ話した。
『無理です』
「さん」
『私ならいい。でも族がいる』
松田は返す言葉を失った。
翌の法廷。
奈は証言席で。
「テレビで話した内容には、番組側から示された表現が含まれていました」
と答えた。
全面な撤回ではなかった。
だが。
弁護側はその言だけを切り取り、
《証言の信用性が崩れた》
と攻撃した。
川にもネットで傷が広がった。
捏造した座報。
個報。
自宅には匿名の文まで届いた。
医療財団から押収した資料についても。
肝な15の内部文だけがほとんど残っていなかった。
処分されたのか。
最初から保されていなかったのか。
確認来ない。
検察チームの会議に焦りが広がる。
「帳簿は争われる」
「映像も排除される能性がある」
「被害者証言だけでは厳しい」
松田は黙って聞いていた。
期限がづく。
証拠はあるのに。
決定打にならない。
その夜。
15の帳をいた。
赤い丸。
午2。
監カメラ。
由美の名。
そして。
帳の最に、自分で写していた証拠品目録の番号があった。
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