"卒業3か月前に消えた娘" 第7話
それでも川崎はその文へ線を引いた。
3。
達夫の6のアリバイにもきがた。
当会議に同席した吉田という男性が、沢で暮らしていることが分かり、田が訪ねた。
「199511、さんと緒に会議をしましたね」
吉田は頷いた。
「したといます」
「何まで?」
「夕方……だったかな」
「6は、夜まで緒だったと話しています」
吉田の線が瞬横へいた。
「昔のことなので」
田は追及せず、名刺だけ置いた。
翌、吉田から話が来た。
声は震えていた。
「昨の話ですが」
「はい」
「訂正したいことがあります」
会議は午2には終わっていた。
その、達夫とは別れていた。
料理でも緒だったという以の証言は正確ではなかった。
「どうして6、嘘を?」
話の向こうでい沈黙があった。
やがて吉田は答えた。
「頼まれたんです」
「誰に?」
「さんに」
アリバイは崩れ始めた。
しかし、それでも川崎はばなかった。
嘘のアリバイ。
自然な。
消えた政文。
蓮子のメモ。
すべてが同じ方向を向いている。
だが、まだ本の線にはなっていなかった。
捜査員は、蓮子が卒論のために訪ねた々をずつ探し直した。
6というはかった。
くなったもいる。
病気になったもいる。
「もう覚えていない」と首を振るもかった。
そので、当蓮子が2度訪ねていた佐藤という78歳の女性が見つかった。
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寝たきりにい状態だったが、蓮子の写真を見せると目を細めた。
「ああ、この子」
「覚えていますか」
「覚えてるよ。よく話を聞く子だった」
1度目はの歴史について。
2度目は失踪の約3週だった。
そのの蓮子は、回とは違っていたという。
「を枚見せられたんだよ」
「どんなです?」
「のおの」
蓮子は佐藤が受け取った補償額を尋ねた。
夫がすべて続きをしていたため佐藤自は細かい数字を覚えていなかったが、に残る類を緒に確認した。
そこで蓮子は持参した政資料と見比べた。
「顔が変わったんだ」
「蓮子さんの?」
「そう。にいてある額と、うちがもらった額が違うって」
政資料の支額の方がきかった。
その差額が何をするのか、当の佐藤には分からない。
ただ蓮子は同じことが複数ので起きていると言った。
田は発見されたコピーの写真を見せた。
「このような類でしたか」
佐藤は目を細め、しばらく見た。
「こんなじだった」
そして、いしたように続けた。
「そういえば、あのね」
蓮子がをる、の向こうに台の濃いのセダンがまっていた。
蓮子はを見た瞬、ち止まった。
その、で歩き始めた。
もゆっくりき、同じ方向へ消えたという。
「は?」
「黒っぽかった。濃い紺かもしれない」
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当、達夫が所していたを調べた。
濃紺のセダン。
種も佐藤の記憶と矛盾しなかった。
そのは1997に処分されている。
蓮子が消えてから約2だった。
「だけではい」
捜査責任者のは言った。
「6の老の記憶だけで押せない」
その証拠は、別の所から現れた。
1993頃、都発関係の部署で達夫と仕事をしたことがある武田という元職員を訪ねただった。
武田は最初、
「昔のことはりません」
と繰り返した。
田が帰ろうとすると、
「待ってください」
と呼び止めた。
事務所の奥から古い段ボール箱を引っ張りす。
を探し、冊の帳を取りした。
「これ、さんのものだといます」
表には《1994》とある。
「なぜあなたが?」
「退職の、類理を伝っていたら私物に紛れたんです。返そうとって、そのままになった」
「6以?」
武田は苦い顔をした。
「捨てられなかったんです」
「なぜ?」
「分かりません。気が悪かった」
帳には会議予定、現名、話番号がびっしりかれていた。
1994の帳だったが、翌になっても空いているページを使い続けていた。
199510。
蓮子が消える約1か。
あるページにい文があった。
田は読んだ瞬、息を止めた。
《蓮子、気づいている。処理が必》
わずかな文字だった。
そののページには、補償問題が疑われる域への訪問予定。
同者。
《吉田》
すでに偽のアリバイを認め始めている男だった。
帳は直ちに任提され、跡鑑定へ回された。
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