"退職したら、双子を任された" 第7話
夫が私の同を作った責任はある。しかし、耶も私本へ度も確認しなかった。
「全部払ってとは言いません。でも半分くらい、申し訳ないといませんか」
私は迷った。耶は復職直で疲れ、双子の発でを使っている。ここでをせば楽になる。
だが、罪悪で費用を払えば、私が予定を破ったという物語を認めることになる。
「入園祝いとして、双子に必な物を万円ずつ贈る。それ以は払わない」
耶は話を切った。
週、智也から「嫁を追い詰めるな」と連絡が来た。私は夫婦で計を見直し、父親も病児対応を分担するよう答えた。
実際、智也は発の連絡が来ても営業を理由に耶へ任せていた。母親である私が埋めなければ、次に負担を受けるのは妻だった。
「俺は歩がある。休めば収入が減る」
「耶さんの評価や仕事も減る。どちらの仕事を優先するか、で決めて」
その、智也は会社と相談し、週の事務には迎えへけるよう予定を変えた。収入はしがった。族が責任を持つとは、誰かが損をしない魔法ではなかった。
請求の件は、それだけでは終わらなかった。の帰省で智也のを訪ねると、耶は卓に同じ表を置いた。額は求めないが、自分がどれほど追い詰められたかってほしいと言った。
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復職、彼女は以担当していた取引先からされ、補助業務へ移されていた。司は、双子がいれば急に休むだろうから配慮したと説した。耶が異議を言うと、祖母が毎見ると申告していたのではないかと聞かれた。彼女は職にも、確実ではない族支援をあるように話していた。
「お義母さんが来ないせいで嘘になったと、あのはいました」
私は、最初から確かめなかった約束は約束ではないと答えた。耶は唇をかみ、分かっているが、認めれば自分が浅はかだったことになると言った。
「私も似たことをしたわ」
私は若い頃、子どもが病気でも義母が来てくれると職へ話し、義母にはから頼んだことがある。断られた、たいだとった。結局、私はを取り、昇試験の研修を度逃した。その悔しさを、義母のせいにしていた。
耶は驚いた。「それなら、私の気持ちが分かるでしょう」
「分かるからこそ、同じことを受け入れたくないの。私がしたのだから、次の嫁もするべきだとはわない」
私たちは初めて、どちらが正しいかではなく、働く母親が族の曖昧な善を保証として差ししてしまう怖さを話した。会話の最まで、耶は謝らなかった。私も謝罪を求めなかった。
翌、彼女は会社へ勤務配慮の基準を面で確認し、元の担当へ戻るための面談を申し込んだ。
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すぐには戻れなかったが、半の再評価が決まった。智也も保育園からの連絡先を自分の携帯と職に変更した。
誰かを言い負かしたから状況が変わったのではない。請求先を違えていたが、本当に交渉すべき相へしずつ向き直ったのだ。
には、別の問題が起きた。陸が園で友達を押し、相の子が額を切った。耶は仕事で話にられず、登録されていた隆が園へ向かった。
相の母親は、祖父では話にならない、母親を呼んでほしいと言った。隆は以なら耶へ何度も話をかけただろう。だがそのは、まず園から経緯を聞き、智也にも連絡し、陸と緒に相の子へ謝った。
夜になって耶から私へ話が来た。「母親なのに、そのにいなかったと責められました」。私は、けがをさせた責任と、仕事にすぐ話へられなかった罪悪を分けて考えるよう伝えた。
翌、智也夫婦は相のへ謝罪にった。治療費は園の保険で扱われ、相の族とはしばらく気まずい関係が続いた。すべてが度の謝罪で丸く収まることはなかった。
隆も、迎えを引き受けたは楽しい写真だけを撮る役ではなく、問題が起きたに説を聞く責任があるとった。「孫の面倒を見るのはきがいだ」と簡単に言わなくなり、頼まれたごとに自分の予定と体調を確認するようになった。
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