みかん小説
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"23回拒まれた元部長" 第8話

それは当然です」と説した。

「あなたの『嫌だ』は回で尊されるのに、なぜ佐藤さんの『嫌だ』は23回あっても尊されないんですか」

加藤の顔から表が消えた。

そのにいた誰も笑っていなかった。野も佐藤も、加藤を恥をかかせようとしているわけではない。ただ、加藤自瞬で示した拒絶と、佐藤が2ヶ繰り返してきた拒絶を同じ所へ並べただけだった。

加藤はしばらく黙り込んだ、「でも僕のは急に触られたから」とさく言った。佐藤はその言葉を聞き、最まで自分だけは例にしようとするのかと、りよりい疲れを覚えた。

「僕も、毎回急に触られていますよ」

その言で、加藤は再び黙った。

騒ぎを聞きつけたスタッフが打席へ来ると、佐藤は事を説し、支配を呼んでもらった。加藤は「こんな事にする必はない」と満そうに言ったが、これまでにも注を受けていたため、支配の表は厳しかった。受付くの休憩スペースへ移し、佐藤、野、加藤の3が同席する形で話しいが始まった。

支配は最初に、「当施設では、のお客様の打席へ許なく入ったり、クラブや体へ触れたりする為は禁止しています」と確認した。加藤はすぐに「初者の全のために必もあるでしょう」と反論したが、支配は「それを判断するのはスタッフです」

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と遮った。会社員代なら自分が会議の流れを握っていた加藤にとって、説の途確に線を引かれる経験は珍しかった。

「私は善でやっているだけです。事故が起きてからでは遅いですし、らかに違ったフォームをしているを放っておけません」

「善かどうかではなく、相が断ったも続けたことが問題です」

支配の返答はかった。加藤は元企業の管理職としてくの材を育ててきたこと、自分がを見る目を持っていること、実際に謝された経験があることまで話した。しかし、どの話も「断られたらやめる」という施設のルールを変える材料にはならなかった。

さらに支配は、の利用客からも複数の相談が寄せられていることを伝えた。クラブを勝に持たれた、スイングに声をかけられて集できない、断ったのに隣で説教されたという内容だった。加藤は初めて、自分と佐藤だけの「相性の問題」として処理できない状況へ追い込まれた。

「今、頼まれていない指導を度でもったは、定期の利用止とします。再度同様のことがあれば、会員登録そのものを見直します」

加藤は顔を赤くし、「そこまで言うなら、こちらから来ませんよ」とがった。最まで「迷惑をかけて申し訳ない」

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とは言わず、むしろ自分の善を理解できない施設側に失望したという態度を崩さなかった。へ向かう途、何かの常連客がを空けたが、それを見ても加藤は自分が避けられているとは考えなかった。

同じ週の民パソコンサークルでもが正式な対応を決めた。参加者が5まで減ったこと、複数の退会者が加藤のを理由に挙げていること、佐藤の記録から所でも同じ問題が起きていることを伝え、「今から頼まれない限り、操作も助言もしないでください」と文で渡した。

加藤は文面を読み終えると、机へ置き、「あなたも随分げさですね」と笑った。「教えてほしくないなら、皆さんがはっきり言えばいいだけでしょう」と言うため、はすぐに「皆さんは何度も言っています」と返した。もそのにいて、自分が「さないでほしい」と確に伝えたのことを説した。

「あなたはその、私を頑固だと言いました。私が断ったことより、自分が教えたい気持ちを優先したんです」

の声は静かだった。加藤はし苛った様子で「そこまで根に持つとはいませんでした」と返したが、その言葉によってむしろ問題の本質がはっきりした。加藤にとって、拒絶を無した自分のより、それを覚えている相の方が異常なのである。

は「次に同じことがあれば退会をお願いする」

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