みかん小説
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"私を変えた元嫁" 第8話

呼びし音。

回。

回。

回。

ない。

回目で留守番話になった。

美津は何も言えず、切った。

翌朝。

梨奈からいメッセージが来た。

《昨話いただきましたか》

美津はのことをこうとした。

催事。

資材。

SNS。

全部消した。

《元気?》

それだけ送った。

しばらくして返事が来た。

《元気です》

会話は終わった。

美津は、それでもしした。

さらに週が過ぎた。

拓から連絡が来た。

「梨奈と婚することになった」

美津は黙った。

「そう」

「何か言わないの?」

「何を?」

「昔なら絶対止めただろ」

美津はし考えた。

「今は止める資格ないかな」

拓はい黙った。

「梨奈、も辞めるって言ってた?」

「うん」

「そう」

話を切った。

。

梨奈。

両方なくなる。

胸が苦しくなった。

その初めて、美津は認めた。

自分は梨奈をしていたのだとった。

母親のように。

娘のように。

には自分の作品のように。

その最の部分が、最も違っていた。

梨奈は自分が作ったではない。

それなのに、をかけた分だけ自分のものだとっていた。

美津は、そのの閉。

梨奈が入ってきた初にたせた所へでった。

「いらっしゃいませ」

さく言った。

35。

自分も義母に何度も練習させられた。

あの、自分ものでった。

こんな、いつかてやる。

それを忘れていた。

婚が成したのは、梨奈がをてから約ヶだった。

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拓は相の女性とも別れたらしい。

会社は辞めなかった。

慰謝料についてはで決め、美津は切をさなかった。

梨奈は旧姓の森川へ戻った。

それで宮本との法な関係は完全になくなった。

美津は退職に必な類を用した。

未払い与。

精算。

雇用保険。

の鍵。

梨奈が最に来るが決まった。

午6。

閉。

約ヶぶりに梨奈がへ入った。

髪がしるくなっていた。

爪にはいのネイル。

最初に会った頃をいした。

「久しぶりです」

梨奈がをげた。

以よりし浅かった。

美津はそれを見ても何も言わなかった。

「座って」

での奥へ入った。

類へ判を押す。

事務な話をする。

終わった。

梨奈がとうとした。

美津は言った。

「し聞いていい?」

「何ですか」

「これから何するの?」

梨奈はし迷った。

「仕事探してます」

「菓子?」

「まだ決めてません」

「そう」

美津はそこで黙った。

言いたいことはあった。

戻ってほしい。

が困っている。

あなたがいないと売が落ちた。

全部言いたかった。

やめた。

梨奈が内を見た。

「季節箱、続けてるんですね」

「うん。でも資材の会社分からなくて困った」

美津は正直に言った。

梨奈がし笑った。

「パソコンのフォルダに覧ありますよ」

「見つけた」

「じゃあよかった」

また沈黙。

美津は勇気をした。

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「梨奈」

「はい」

「もし」

そこで度止まった。

以の自分なら、

《戻ってきて》

と言った。

今は違う。

「もし、宮本でやりたいことがまだあるなら」

梨奈が顔をげた。

「嫁としてじゃなくて働く方法、考えられないかな」

梨奈は何も言わなかった。

美津は続けた。

「社員として」

「私と同じじゃなくて」

「ちゃんと仕事として」

梨奈の表がし変わった。

「何でですか」

質問された。

美津は逃げなかった。

「あなたが必だから」

梨奈がししい顔をした。

美津はすぐ続けた。

「に」

そしてさらに言った。

「私にも」

梨奈の目がいた。

「でも、必だからって縛るつもりはない」

美津は自分で言いながら、難しいとった。

本当にできるのか。

梨奈が自分より目っても。

自分と違うやり方をしても。

もう嫁ではない女が、宮本のになることを許せるのか。

「条件あります」

梨奈が突然言った。

美津は顔をげた。

「戻るって決めてません。でも、もし働くなら」

「うん」

梨奈は指を本てた。

「私を若女将って呼ばない」

「分かった」

「つ目。とか髪とか、仕事に支障ない範囲ならさない」

美津はしだけを置いた。

「分かった」

「つ目。商品企画は、売と原価で判断する。『昔からやってない』だけで却しない」

「……努力する」

梨奈が笑った。

「そこは分かりましたじゃないんですね」

「それは難しいよ」

で初めてし笑った。

「つ目」

梨奈の表が真剣になった。

「私がやった仕事を、お義母さんが育てたからできたって言わない」

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