みかん小説
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"私を変えた元嫁" 第11話

で常連客に言われた。

「これ素敵ね。美津さんが考えたの?」

昔なら、しくらい自分の柄に混ぜたかもしれない。

美津は答えた。

「梨奈です」

客がした。

「やっぱり若いは違うわね」

美津し笑った。

「そうなんですよ。私、最負けてばっかり」

レジの向こうで梨奈が聞いていた。

目がう。

とも笑った。

夜。

を閉める。

梨奈が先に帰った。

「お疲れさまでした、美津さん」

「お疲れさま」

になったで、美津は照しずつ消した。

最初に梨奈をたせた所を見る。

あの頃。

お辞儀が浅いとった。

髪がるいとった。

箸の持ち方が気になった。

教えれば変えられるとった。

実際。

梨奈は変わった。

言葉遣いも。

仕事も。

ち方も。

でも。

変わったのは梨奈だけではなかった。

自分も変えられた。

しかも、おそらく自分が梨奈を変えた以に。

美津はシャッターをろした。

自宅へ向かおうとして、携帯話が鳴った。

梨奈からだった。

の朝、仕入れ先に直します。には10頃戻ります》

続けて、

《勝しい箱発注しないでくださいね》

美津は画面を見て笑った。

《誰に言ってるの》

と返した。

すぐに、

《美津さんにです》

と来た。

美津し考えて、

《分かりました》

と送った。

なら、

族だから分かってくれるとった。

嫁だから従うとった。

自分が教えただから、自分よりくへはかないとっていた。

全部違っていた。

それでも梨奈は、

今も宮本にいる。

義務ではない。

血縁でもない。

結婚でもない。

美津の命令でもない。

が選んで、ここにいる。

だからこそ。

昔よりずっと、

そのことが嬉しかった。

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