"森で消えた夫の声" 第5話
「助けてください!」
その声を聞いた災害救助支援ボランティアのメンバーたちは、声の方向へった。
最初はの救助隊の声かとうほど、Tさんの叫びはきかった。
しかしづくにつれ、それが助けを求める声だと分かった。
やがて、ボランティアの1がTさんを見つけた。
衰し、倒れ込んだままのTさんに向かって、そのは声をかけた。
「奥さんが配していますよ」
「に帰りましょう」
その言葉を聞いた瞬、Tさんはそれが覚ではないと確信した。
したのと同に、声をして泣いた。
発見したメンバーの1は、連絡のために波が届きやすい尾根へ登った。
刻は15頃。
波が入る所で救急請をい、現位置を伝えた。
連絡を受けた消防は、すぐに救助ヘリを請した。
1530分頃、ヘリは現へ向かった。
しかし周囲にはガスも発しており、没もづいていた。発見所を正確に把握し、救できるかがあった。
それでも救助隊は空からTさんを確認し、ロープを使ってした。
隊員がTさんのそばに到着し、体の痛みを確認した。
Tさんは半にい痛みがあると答えたが、識はあった。
その、Tさんはヘリで引きげられ、病院へ緊急搬送された。
同じ頃、Tさんの族にも消防から無事発見の連絡が入った。
奥さんはTwitterに発見の報告を投稿した。
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すると、数えきれないほどの堵の声が寄せられた。
18頃、捜索に参加していたボランティアのメンバーたちも無事にした。
Tさんは病院へ到着、すぐに集治療へ運ばれた。
810に滑落したのの傷は、骨が見えるほどく、化膿もしていた。の傷も、止血器具がすぐに取り付けられないほどひどい切り傷だった。
それでも懸命な治療の結果、Tさんは奇跡に命に別状はなかった。
族と対面できたのは、集治療をただった。
Tさんが歩いていたおおよそのルートは、登からきくれていた。宮崎県方面へみ、さらに御遊の方角へ向かい、林の終着点付にたどり着いていた。
救助につながったきな因は、奥さんが災害救助支援ボランティアの協力を得られたことだった。
奥さんがTwitterで報を発信し、捜索済みの所を図にまとめたことで、消防、警察、ボランティアはエリアを分けて捜索できた。
真ので、数百名規模のたちが連Tさんを探し続けた。
元の民のには、Tさんの無事を願ってくの神社にお参りにったもいたという。
その願いは届いた。
Tさんは無事に救助され、数には命に別状がないことも分かった。
202295。
災害救助支援ボランティアとして捜索に参加し、Tさんを発見した3に、代警察署から謝状が送られた。
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発見者は、熊本県内の学職員2と、分の会社員だった。
のインタビューで、彼らはこう語った。
衰していたTさんに声をかけた、Tさんは涙を流していた。
本には、還したいというい志があった。
1つの命がつながって、本当にうれしくう。
そして、今回の発見には、Tさんの奥さんたちが作成した捜索済みエリアの図がとても役にった。
その図のおかげで、11の捜索範囲を絞ることができた。
発見できなかったの活も、決して無駄ではなかった。
全員が発見者だとっている。
そう述べ、びを分かちった。
Tさんを救ったのは、1の力ではなかった。
で声をげ続けたTさん。
帰りを信じ続けた奥さん。
報を広げたたち。
現に入った救助隊とボランティア。
それぞれのがつながり、森の奥で消えかけていた命を、もう度族のもとへ戻したのだった。
― 完 ―
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