夜になると、なぜか少しだけ、心がやわらかくなるんじゃよなぁ…。小僧もな、修行のあと、お団子をひとりでかじりながら「今日も無事だったな…」って思うと、なぜか胸がじんわりしてくるのじゃ(ほろり)
今日はそんな“小さな幸せに気づける習慣”を、小僧の観察から5つお伝えするぞい
1|「今日よかったことを3つだけ」書き出してみる
例:・朝、目覚ましの前に自然に起きられた・コンビニの店員さんが笑顔で「ありがとう」と言ってくれた・帰り道、風が気持ちよかった
ポイントは「些細すぎるくらいのこと」でOK。誰かに自慢できるような出来事ではなく、自分だけが感じた小さな満足に目を向けると、心がふわっと軽くなる。
2|「当たり前のもの」に“ありがとう”を言う
例:・炊き立てのごはん・一日中つけていた靴・静かに光る夜の街灯
つい見逃しがちな存在に対して、心の中で「今日もありがとう」と唱えるだけでも、気持ちが整ってくる。「これがあるから今日が成り立っている」と実感することが、感謝の力を育てる第一歩。
3|「不満が出たとき」は“あるもの”に目を向ける
例:・「なんでこんなに仕事が多いんだ…」と思ったら、「今ここで働けてる自分」に目を向ける・「家事ばっかりしてる…」と思ったら、「ごはんが炊ける」「水が出る」ことに気づく
「ない」に意識が向いたときは、視点を「ある」に切り替えることで、心がリセットされやすくなる。不満は、感謝に変える“きっかけ”にもなる。
4|「今、この瞬間」に集中する時間をつくる
例:・お茶を飲むとき、スマホを置いて、ゆっくり香りを味わってみる・食事中はテレビを消して、目の前の料理に意識を向ける・夜、電気を少し暗くして、窓の外の空を見る
「今ここ」に意識があるとき、心は穏やかになる。小さな幸せは、過去でも未来でもなく、“この一瞬”にしか存在しない。
5|「自分の頑張り」をちゃんと認めて言葉にする
例:・「今日はちゃんと起きた。えらい」・「イライラしたけど、人に当たらなかった。自分すごい」・「疲れてても、家まで帰ってこれた。
がんばった」
誰かに褒めてもらえなくても、自分で自分に声をかけることはできる。“わざわざ言葉にする”ことで、自己肯定感がじんわりと育っていく。
おわりに
施主、小さな幸せはな、探すもんじゃなくて、気づくもんなのじゃよ。でもな、気づくには「心の速度」をちょっとゆるめてあげる必要があるんじゃ。
夜が静かなのは、きっとそういう時間をくれるため。小僧が今日紹介した5つの習慣、どれかひとつでもやってみたら…3秒で心がぽかぽかして、「あぁ…大丈夫かも」って思える夜がくるはずじゃ🌙
大きな夢もいいけど、“小さな幸せを感じられる心”こそ、ほんとうに強くてやさしい心なのじゃ🍵
キミの今日にも、小さな幸せがちゃんとあるぞ〜(そっと合掌)