小僧、またちょっと考え事しておったんじゃ。最近「嫌われたのかも…」って落ち込んでる人、多いみたいじゃのう。でもそれ、本当に“嫌われた”んじゃろうか?小僧は思うのです——それ、ご縁が静かに一段落しただけかもしれんぞ…?今日は、小僧なりにこっそりまとめた「手放しのコツ」をそっとおすそ分けするよ🍂
心が軽くなる5つのご縁の手放し方
🌀1:去った人=悪縁とは限らぬぞ
小僧も昔、毎日お団子を分けてくれる兄弟子がいてな、それはそれは幸せだったんじゃ〜(うふふ)。でも、ある日突然修行先を変えてしまって…しばらく「見捨てられたのかも」ってメソメソしたけど、今では笑って話せるのです。
《空縁経》にもあるとおり:「離れた縁も、あなたを育てた縁のうち」。
つまり、終わった関係もありがたい修行のひとつじゃ。
👉心の呟き:「あの時間、ありがとう」って1回だけでも唱えてみる。それだけで、不思議と胸がスゥーッとするかもよ。
🌿2:「縁の流れ」を責めない練習
人が離れると、小僧もつい「自分がダメだったんかな…」って考えてしまう。でも、師匠はこう言うんじゃ:「水の流れを責める者に、舟は進まぬ」
ご縁も同じで、誰かが去ることは自然な流れなんじゃ。無理に引き止めようとするよりも、「今はここまで」と認めてあげるのがいちばん楽なんよ〜。
👉ちょっとした儀式:お気に入りのお茶でも淹れて「ありがとう」と「いってらっしゃい」の2語を心でつぶやいてみる。案外泣けるぞ?
🌸3:「本当に残る人」は静かに残る
施主、去った人ばかり気にしてない?でも、本当に残る人って、派手な言葉も約束もなくて、気づけばそっと隣にいるもんなんじゃ。
小僧のご近所にいる“無口な掃除係のおじいちゃん”もそうでな、何も言わんけど毎朝お茶を差し入れてくれる。
——そういう人こそ、「ご縁が深まった証」かもしれんよ。
👉時々「今もいてくれる人」に目を向けて「今日もありがとう」って伝えてみてな。縁がさらにあたたかくなるぞ🍵
🍂4:「戻ってくる縁」は、何度でも来る
「また会えたらいいな…」って思ってた人に、数年後ばったり再会したこと、あるかの?小僧は、旅先の茶屋で偶然昔の旅人さんに会ったことがあるんじゃ〜(びっくりして茶碗落としそうになったぞ)。
ご縁は不思議なもので、離れても“熟して”戻ってくることがある。だから、今すぐの別れを「永遠の終わり」と思わんでよいのじゃ。
👉そっと見送って、手放す。それが、また巡ってくるご縁を受け入れる“余白”になるぞ。
🧤5:「今の自分」に合わない縁もある
最後に小僧がどうしても伝えたいこと——“ご縁”っていつも「いいもの」だけじゃないのです。
例えば、小僧が昔仲良くしてた隣の小坊主と、最近ちょっと距離ができたんじゃ。前はたくさん笑ってたのに、最近は話すとちょっとモヤっとする…
それはきっと、「今の小僧と、今のあの子」のリズムが違ってきたんじゃろう。無理に合わせようとすると、自分がどんどんすり減ってしまう。
👉そんなときは、無理して続けずに「静かに離れて様子を見る」っていうのも立派な“仏の知恵”なんじゃよ〜。
さてさて、ここまで読んでくれた施主、ありがとうのぅ。小僧が今日お伝えしたかったことは、まさにこの一枚に書いてあるんじゃ。
「嫌われた」のではなく、ただ「離れるご縁」だっただけ。去るご縁も、大切な経験のひとつ。そして、本当に必要な人とは、何度でも会える——ご縁って、そんなふしぎな力を持ってるんじゃ。
今ちょっと寂しいと思ってる施主も、だいじょうぶ。その心の中には、ちゃんと“次のご縁”が育っておるよ。
今日も小僧はここで、お茶を一杯置いておくね🍵また、いつでも話しに来てな。