みかん小説
本棚
みかん小説 / 時代 / 昭和29年、棟梁が祝いの柱を割った理由
昭和29年、棟梁が祝いの柱を割った理由

昭和29年、棟梁が祝いの柱を割った理由

木陰の手帖 完結 4

昭和二十九年、上棟式の朝。棟梁・源吉は、自ら建てた家の柱に異変を感じ、祝いの客の前で斧を振り下ろす。内部から現れたのは、黒く傷んだ木だった。 仕事も信用も失いかける中、娘が見つけた不自然な印と、材木置場の青年の証言から、粗悪材の印を改ざんして売る仕組みが明らかになる。しかし源吉自身も、十分に検品せず判を押していた。

今すぐ読む